2021.09.18 今日の荒浜
久しぶりにゆっくり荒浜で過ごした午後。初めて荒浜を訪れる方をご案内。
メモリアル交流館で待ち合わせし、バスで震災遺構荒浜小学校へ。小学校でチカコさんに案内していだき、4階ではユタカさんとも合流。荒浜模型、イナサの映像で震災前の街の様子や、学区民運動会が活発に行われていた背景を興味深く聞いた。
小学校を見て回った最後、屋上に上がって眺めて感じることは、その時に見えるもの、一緒に巡った相手の存在、時々によって違う。
その後は、海辺の図書館へ。2時間ほどフジモトさん、ジュンコさん、ユタカさんでおしゃべり。
「年配の人だから知っていることがあり、聞いておきたい話がある。でも、コロナの影響で集まれず、聞けていない」「自分が青年期、荒浜にいない時期があった。自分が知らないその頃のことを知りたい。」ユタカさんの、写真、荒浜に対する思いに改めて触れることができた。
「止まった時計であること」印象に残るワード。
最後、震災遺構仙台市荒浜地区住宅基礎遺構に立ち寄る。この日は大雨予報だったけれれど、徐々に晴れ間が見えてきた。荒浜でゆっくり過ごしていると、神秘的な風景が見える。住宅基礎遺構のなかでは、彼岸花が咲いていた。
*ユタカさんが撮影した震災後の写真は、下記Twitter "Arahama Photo"に掲載